G7、低金利の長期化リスクを協議=ワイトマン独連銀総裁

独連銀のワイトマン総裁は29日、ドレスデンで開かれていた
主要7カ国(G7)財務相中央銀行総裁会議で、低金利状況が
長期間にわたり継続した場合に金融安定へのリスクが
どのように高まっていくか、特に保険部門への影響について
協議したことを明らかにした。

同総裁は会議後の記者会見で、「低金利状況が長引けば、
金融安定リスクに決定的な影響が及ぶことは明白だ」とし、
こうしたリスクを注意深く見守る必要があるとの考えを示した。

また、このところ金融市場が大きく動いていることについて、
これまで特に国債市場で長期金利が急上昇していたことに
対する調整であるとの見方をG7各国が示したことも明らかにした。