2015-05-30から1日間の記事一覧

金利差意識のドル買い継続か

今週の為替相場は、金利差を意識した ドル買いが継続する可能性が強いと 考えています。足元の米景気指標は、必ずしも米国の景気の 強さを示しているものとはなっていません。むしろ、足元では、米景気指標の弱さが どこにあるのか、確認する必要があると 考…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国、欧州とも足元の経済の動向が 気掛かりですが、何よりも大きな問題と 見られている、ギリシャ問題がそれなりの 結果が得られる展開が近付いてきました。ギリシャは、返済できるのか否か、 この動きが注目さ…

IMF専務理事のギリシャ関連発言、ドイツ紙が訂正

独フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング紙は29日、 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事がギリシャが ユーロ圏を離脱する可能性はあると発言したとの 前日の報道を訂正した。同紙は前日、29日付の同紙に掲載予定のインタビュー記事で、 ラガル…

G7、低金利の長期化リスクを協議=ワイトマン独連銀総裁

独連銀のワイトマン総裁は29日、ドレスデンで開かれていた 主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で、低金利状況が 長期間にわたり継続した場合に金融安定へのリスクが どのように高まっていくか、特に保険部門への影響について 協議したことを明らかにし…

人民元のSDR通貨採用でG7基本合意、年内実現には否定的

主要7カ国(G7)は同日まで独ドレスデンで開催していた 財務相・中央銀行総裁会議で、人民元が国際通貨基金 (IMF)の特別引き出し権(SDR)通貨に採用されることが 望ましいが、まずは技術的な見直しを完了させる必要が あるとの見解で一致した。議長国ドイ…

ギリシャ期限切れで世界経済に「アクシデント」、米がG7に警告

主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議では、 ギリシャ問題に関心が集まった。米国は29日、ギリシャ支援協議が6月の期限までに 合意に至らなければ、世界経済に「アクシデント」が 起こる可能性を指摘した。ドイツは、局面打開の 兆候はないとの見方を示…

金融庁、金融機関に米利上げに備えたリスク管理強化促す=関係筋

金融庁が年内にも想定されている米利上げなどに備え、 金融機関に対してリスク管理の強化を促していることが わかった。超低金利環境が続く中、収益力強化への 取り組みについても、改めて早めの経営判断を 求めている。複数の関係筋が明らかにした。関係筋…

金融市場が不安定化する可能性、一因はドル高=カナダ財務相

カナダのオリバー財務相は28日、金融市場が 不安定化する可能性が高まっており、その一因は ドル高だとする見方を記者団に語った。独ドレスデンで開催している主要7カ国(G7) 財務相・中央銀行総裁会議の合間に述べた。同相はこれに加え、地政学的な緊張が…

足元の円安は荒い動き、注意深く監視=麻生財務相

麻生太郎財務相は28日、足元の円安進行について 「荒い動き」とし、為替相場を注視していく考えを示した。外国為替市場で急ピッチで進む円安をけん制した。独ドレスデンで開催の主要7カ国(G7)財務相・ 中央銀行総裁会議の合間に記者団に語った。麻生財務相…