ギリシャが企業の対外取引規制緩和、早期正常化目指す

ギリシャが、企業による
対外取引の規制緩和に着手した。

前月導入した資本規制で、国内企業は輸入代金が支払えず、
原料を確保できないなどの打撃を受けており、緩和により
早期正常化を目指す。

ギリシャ中銀のストゥルナラス総裁は「1日当たりの
(対外取引の)上限を5万ユーロから10万ユーロに
引き上げた」と明らかにした。

これにより企業の要請額の約70%を
満たすことができるとしている。

総裁はまた、業況は改善しており、当局は
10日以内に残る問題の解決を目指すと語った。