ドイツ財務省は20日発表した月次報告で、同国経済は
今後も緩やかなペースで成長するとの見通しを示した。
第2・四半期のドイツの国内総生産(GDP)伸び率は
前期比0.4%と、第1・四半期の0.3%からやや加速した。
報告書は「経済指標は緩やかなペースで成長が
続くことを示唆している」と指摘。
欧州や欧州外の外需の増加を背景とした産業界の
好調な受注が成長トレンドを支えたとの見解を示した。
一方、ギリシャ危機の悪化や中国金融市場の
不安定さなどのリスクも挙げた。
報告書によると、上半期の純輸出は
前年同期比250億ユーロ増加した。