川内1号の出力上昇延期、九電「運転継続に支障ない」

九州電力は21日、川内原発1号機の
出力上昇を延期したと発表した。

放射能を含まない2次冷却水を循環させる
復水ポンプに海水が混入しているおそれがある。

九電は「運転継続に支障はない」と説明している。

九電は、「復水ポンプに微量の海水が
入り込んでいるのではないか」(広報)と説明。

海水に含まれる塩分は
脱塩装置で除去できているという。

川内1号は今月11日、4年3カ月ぶりに
再稼働し、14日には発電と送電を開始。

25日としている出力100%到達に向け、
この日は75%から95%に引き上げる予定だった。

今回の問題で25日予定していた
出力100%は遅れる見込みだ。

九電は、出力75%を維持した状態で
点検を実施するとしている。