今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

中国の株価下落をきっかけに、世界同時株安となり、
金融市場は乱高下となりましたが、中国が、
金融緩和を行うなど、株価を支える姿勢を
鮮明にしたことで、株価が切り返すなど、
やや落ち着きを見せたことで、再び各国の
経済指標に対する注目度が強まると思います。

特に米国では、週末に雇用統計の発表があります。

新規雇用は21.8万人、失業率は5.3%が予想されていますが、
この内容なら、大きな混乱はないと考えています。

なお、3日にはECB理事会が開催されますが、
金融政策の変更はないと思います。

米国は
【31日】
8月のシカゴ購買部協会景気指数(予想54.8、前回54.8)

【9月1日】
8月のISM製造業景況指数(予想52.8、前回52.7)

【2日】
8月のADP全国雇用者数(予想20.0万人増、前回18.5万人増)
米地区連銀経済報告

【3日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回27.1万件)
7月の貿易収支(予想443.0億ドルの赤字、前回438.4億ドルの赤字)
8月のISM非製造業景況指数(予想58.3、前回60.3)

【4日】
8月の失業率(予想5.3%、前回5.3%)
8月の非農業部門雇用者数(予想21.8万人増、前回21.5万人増)

欧州では
【31日】
8月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比0.1%上昇、前回0.2%上昇)

【9月1日】
8月のスイスPMI製造業速報(予想47.2、前回48.7)
8月にイタリアPMI製造業(前回55.3)
8月の独失業率(予想6.4%、前回6.4%)
8月の独失業者数(麗水0.05万人減、前回0.9万人増)
8月の英PMI製造業(予想53.2、前回51.9)
7月のユーロ圏失業率(予想11.1%、前回11.1%)

【2日】
8月の英PMI建設業(予想57.5、前回57.1)
7月のユーロ圏生産者物価指数(前回前年比2.2%低下)

【3日】
第2四半期の仏失業率(前回0.3%)
8月のイタリアPMIサービス業(前回52.0)
8月の英PMIサービス業(予想57.6、前回57.4)
7月のユーロ圏小売売上高(予想前月比0.7%増、前回0.6%減)
欧州中央銀行金融政策発表

【4日】
8月のスイス消費者物価指数(予想前年比1.4%低下、前回1.4%低下)

日本では
【31日】
7月の鉱工業生産速報(予想前月比0.1%上昇、前回1.1%上昇)

【9月2日】
8月のマネタリーベース(前回前年比32.8%増)