イエレン議長が講演終盤に脱水状態、その後は回復=米FRB

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が24日の
講演中に体調不良となり医師の診察を受けたことについて、
FRBの報道官は、講演終盤に脱水状態になったと説明した。

会場で医師の診察を受けた後、体調は回復したという。

議長が講演したマサチューセッツ州立大学の広報担当者は、
議長は予定通り夕食会に出席していると明らかにした。

FRB報道官は電子メールの声明で「イエレン議長は、
強い照明の下で長時間にわたり講演し、終盤に
脱水症状を覚えた」とし「念のため(講演会場の)
大学に待機していた医療関係者の診察を受けた。
その後体調は回復し、24日夜の予定を
こなしている」と述べた。

69歳のイエレン議長はこの日、1800人を
超える聴衆を前に約1時間にわたり講演。

終盤に咳で何度か中断を余儀なくされ、「ここで(講演を)
終わりたいと思います」と述べ、大学関係者に
付き添われて退場した。

議長に健康上の問題はないとされている。