米大統領、債務上限問題で早急な対応望む=ホワイトハウス

ホワイトハウスのシュルツ報道官は22日、
債務上限引き上げ問題について、オバマ大統領は
早急な対応の必要性を感じていると述べた。

財務省が同問題を背景に2年債入札の
延期を発表したことへの質問に答えた。

財務省は議会が債務上限の引き上げを承認しなければ、
11月3日にも債務が上限に達すると見込んでいる。

多くの下院共和党議員は、歳出抑制措置を盛り込まずに
債務上限を引き上げることに反対しており、下院での
進展は不透明となっている。

下院共和党指導部に近い筋は、債務上限引き上げ法案の
前進の見通しについては触れず、「いくつかの選択肢を
各議員と協議し続けている」と述べた。

下院民主党ペロシ院内総務は
こうした共和党の姿勢を非難。

「米国の信頼と信用を守るために議会が行動できる
日数は7日しかない」と述べ、早急な対応が必要との
認識を示した。