低金利の長期化、一部銀行の事業モデルが困難に=ラウテンシュレーガーECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は
金利が長く続けば一部の銀行はビジネスモデルが危うくなる
との見解を明らかにした。

金利収入の減少に備えて
資本の積み増しを迫られるとしている。

独紙ハンデルスブラットが29日、
インタビュー記事を掲載した。

同専務理事は「短期間なら銀行は低金利局面に
対応できる。だがこれが長期化すれば、一部の
銀行のビジネスモデルや金利収入減への対応には
疑問符がつく」と指摘した。

こうした銀行は資本コストが
上昇するかとの質問に「当然だ」と述べた。