2015-10-30 低金利の長期化、一部銀行の事業モデルが困難に=ラウテンシュレーガーECB専務理事 欧州中央銀行(ECB)のラウテンシュレーガー専務理事は 低金利が長く続けば一部の銀行はビジネスモデルが危うくなる との見解を明らかにした。金利収入の減少に備えて 資本の積み増しを迫られるとしている。独紙ハンデルスブラットが29日、 インタビュー記事を掲載した。 同専務理事は「短期間なら銀行は低金利局面に 対応できる。だがこれが長期化すれば、一部の 銀行のビジネスモデルや金利収入減への対応には 疑問符がつく」と指摘した。こうした銀行は資本コストが 上昇するかとの質問に「当然だ」と述べた。