今週の材料は?

今週は、23日に英国で行われる
EU離脱を問う国民投票の行方です。

足元では、離脱に賛成するという世論調査
発表されるなど、EUからの英国の離脱の可能性が
強まっています。

しかし、この中で離脱に反対している英下院議員が
殺されたため、風向きがやや変わってきたとの声も
聞かれています。

為替市場、株式市場、債券市場などは、
英国のEU離脱を意識して大荒れの動きを
見せています。

週初から、この国民投票
睨んで荒い動きが予想されています。

日本時間24日昼頃には、国民投票の結果が
決まると思いますが、それまでは英国の
動きから目が離せない展開が続くと思います。

万が一、英国がEUから離脱することが決まれば、
大きな波乱が金融市場では起こると思います。

逆に、EU残留が決まった場合、為替市場で
これまで急伸した円が大きく値を崩すことは
考えにくいと思います。

日米の金融政策据え置きが、105円を突破する
円高につながっただけに、円の下落も限定的だと
思います。

日本では
20日
5月貿易収支(予想265.0億円の黒字、前回8232億円の黒字)

【21日】
日銀金融政策決定会合議事要旨(4月27-28日開催分)

欧州では
20日
5月の独生産者物価指数(予想前年比2.8%低下、前回3.1%低下)
4月のユーロ圏建設支出(前回前月比0.9%減)

【21日】
5月のスイス貿易収支(前回25.0億スイスフランの黒字)
5月の英財政収支(前回66億ポンドの赤字)-
6月の独ZEW景気期待指数(予想4.8、前回6.4)
6月のユーロ圏ZEW景気期待指数(前回16.8)

【22日】
6月のユーロ圏消費者信頼感速報(予想マイナス7.0、前回マイナス7.0)

【23日】
6月の仏企業景況感(予想103、前回102)
6月の仏製造業PMI速報(予想4839、前回48.4)
6月の仏サービス業PMI速報(予想51.8、前回51.6)
6月の独製造業PMI速報(予想52.0、前回52.1)
6月の独サービス業PMI速報(予想55.0、前回55.2)
6月のユーロ圏製造業PMI速報(予想51.4、前回51.5)
6月もユーロ圏サービス業PMI速報(予想53.2、前回53.3)

【24日】
1〜-3月期の仏GDP確報(予想前年比1.4%増、前回1.4%増)
6月の独Ifo景況感指数(予想107.4、前回107.7)

米国では
【22日】
4月の米住宅価格指数(予想前月比0.6%上昇、前回0.7%上昇)
5月の米中古住宅販売件数(予想年率換算555万件、前回545万件)

【23日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回27.7万件)
5月の米新築住宅販売件数(予想年率換算56.5万件、前回61.9万件)

【24日】
5月の米耐久財受注(予想前月比0.8%減、前回3.4%増)
5月の米耐久財受注除輸送用機器(予想前月比横ばい、前回0.5%増)
6月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報(予想94.1、前回94.3)

その他では
【21日】
トルコ中銀政策金利発表

【23日】
ノルウェー中銀政策金利発表