英国民投票、世論調査で残留派リードで欧州通貨上昇

23日の欧州外国為替市場では、英国のEU離脱を巡る
国民投票世論調査で、残留派がわずかにリードしている
との報を受け、これまで売られていた欧州通貨やドルが
上昇しています。

ドル円は105円台後半、ユーロ円は120円台央、
英ポンド円は一時158円台に上昇、その後も
157円台後半で推移しています。

世論調査でも、まだ接戦が続いていますが、
これまでリスク回避で上昇していた円が
下落する展開となっています。

国民投票の結果は、24日日本時間昼頃に出るとの
見方が多くなっていますが、実際に残留派が勝つのか、
離脱派が勝つのか、市場は注目している状態です。

とりあえず、残留派が勝つとの思惑で、英ポンド買い、
ユーロ買い、米ドル買いを強めていますが、結果が
逆になるような兆候が表れれば、乱高下になる可能性が
残っています。