政府・日銀が会合、市場安定へ連携確認=投機筋けん制

財務省金融庁、日銀は8日午前、国内外の金融市場の
動向や経済情勢について意見交換する会合を開いた。

英国の欧州連合EU)離脱決定をきっかけに混乱が
続く金融市場の安定化に向け、引き続き緊密に
連携していくことを確認した。

浅川雅嗣財務官は会合後、金融市場の現状について
「完全に安定した感じはない」と指摘し、外国為替市場に
関しては「今晩、(6月の)米雇用統計が出るが、
投機的な動きがあれば必要な対応をきちっとしていきたい」
と述べ、投機筋をけん制した。