今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

英国がEUから離脱を決めたことから、金融市場は
不安定になっていましたが、やや落ち着きも
見られる動きを見せています。

ただ、英国や欧州の経済指標は
軟調な動きを見せています。

この中、米国では27日にFOMCが開催され、好調だった
雇用統計を受けて、利上げに向けたアナウンスが
あるのか否か、注目されます。

ただ足元では、利上げをする可能性は
少ないと考えています。

一方、日本も29日に日銀の
金融政策決定会合が開催されます。

円高も一服していることで、追加緩和の
可能性は乏しいと考えています。

また、憶測されていたヘリコプターマネーの
導入についても、黒田総裁が否定したことで、
日本の追加緩和による、円売りの流れは
やや抑制されると思います。

日本では
【25日】
6月の貿易収支（予想5009億円の黒字、前回406億円の赤字

【29日】
6月の全国消費者物価指数（予想前年比0.5％低下、前回0.4％低下）
6月の全国消費者物価指数生鮮食品除く（予想前年比0.4％低下、前回0.4％低下）
7月の東京都区部消費者物価指数生鮮食品除く（予想前年比0.5％低下、前回0.5％低下）
6月の失業率（予想3.2％、前回3.2％）
6月の有効求人倍率（予想1.37、前回1.36）
6月の鉱工業生産速報（予想前月比0.5％上昇、前回2.6％低下）
日銀金融政策決定会合
日銀展望レポート

欧州では
【25日】
7月の独IFO景況感指数（予想107.5、前回108.7）

【27日】
7月の仏消費者信頼感指数（予想96、前回97）
4〜6月期の英GDP速報（予想前年比2.1％増、前回2.0％増）

【28日】
7月の独失業率（予想6.1％、前回6.1％）
7月の独失業者数（予想横ばい、前回0.6万人減）
7月の独消費者物価指数速報（予想前年比0.4％上昇、前回0.3％上昇）
7月のユーロ圏経済信頼感（予想103.6、前回104.4）
7月のユーロ圏消費者信頼感確報（予想マイナス7.9、前回マイナス7.9）

【29日】
7月の英GfK消費者信頼感（予想マイナス7、前回マイナス1）
4〜6月期の仏GDP速報（予想前年比1.6％増、前回1.3％増）
7月の仏消費者物価指数（予想前年比0.3％上昇、前回0.2％上昇）
6月の英消費者信用残高（予想14億ポンド増、前回15億ポンド増）
6月のユーロ圏失業率（予想10.1％、前回10.1％）
7月のユーロ圏消費者物価指数速報（予想前年比0.2％上昇、前回0.1％上昇）
4〜6月期のユーロ圏GDP速報（予想前年比1.5％増、前回1.7％増）

米国では
【26日】
5月のS＆P／ケースシラー住宅価格指数(予想前年比5.60％、前回5.44％)
6月の米新築住宅販売件数（予想年率換算56.0万件、前回55.1万件）
7月の米消費者信頼感指数（予想95.5、前回98.0）
7月のリッチモンド連銀製造業指数（予想マイナス4、前回マイナス7）

【27日】
6月の米耐久財受注（予想前月比1.0％減、前回2.3％減）
6月の米耐久財受注除輸送用機器（予想前月比0.3％増、前回0.3％減）
6月の米中古住宅販売保留件数指数（予想前月比1.8％上昇、前回3.7％低下）
FOMC政策金利発表

【28日】
最新週の新規失業保険申請件数（前回25.3万件）

【29日】
4〜6月期の米GDP速報（予想前期比年率2.6％増、前回1.1％増）
4〜6月期の米個人消費速報（予想前期比4.1％増、前回1.5％増）
4〜6月期の米GDPデフレーター速報（予想前期比1.9％上昇、前回0.4％上昇）
4〜6月期の米コアPCEデフレーター速報（予想前期比1.7％上昇、前回2.0％上昇）
4〜6月期の米雇用コスト指数（予想前期比0.6％上昇、前回0.6％上昇）
7月のシカゴ購買部協会景気指数（予想53.0、前回56.8）
7月のミシガン大消費者信頼感指数確報（予想90.5、前回89.5）