円、対ドルで106円台前半に上昇

週明け25日の外国為替市場は、円が
小戻す動きとなっています。

朝方は対ドルで106円台後半で推移していましたが、
その後は週末にかけての日米の金融政策を睨んで、
円を買い戻す動きが出て、ドル円は106円台前半、
ユーロ円も116円台前半、英ポンド円も139円台前半に
円が上昇しています。

大きな材料はないものの、G20では、米国が
日本の円売り介入について、否定的な見解を
示していることや、日銀がもしもの場合には
金融緩和を行う準備はあるものの、ヘリコプターマネーの
導入などの策は採らないことを明言しているなど、
日米の金利差拡大=ドル買い・円売りの構図が
成立しないのではないかとの見方が出ていることも、
円が小戻す動きに繋がっているようです。