今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

英国のEU離脱決定を受けたマイナス面が
経済指標でも表れ始めてきました。

欧州、英国での経済指標の悪化が
気掛かりとなります。

この中、英国では金融政策を決める
会合が4日に開催されます。

先に、英中銀総裁は、夏場に金融緩和の
可能性を示唆していましたが、今回の会合で
変更するのか否か注目されます。

また、米国では、週末に雇用統計の
発表があります。

失業率は4.8%(前回は4.9%)、非農業部門の
新規雇用者は18.0万人増(前回は28.7万人増)が
予想されています。

新規雇用が前回に比べ10万人程度の
減少が予想されています。

以前も新規雇用が予想外に減少したことが
大きな材料になったので、今回も新規雇用が
どの程度の数字になるか、関心が集まりそうです。

米国では
【1日】
7月の米ISM製造業景況指数(予想53.0、前回53.2)
6月の米建設支出(予想前月比0.5%増、前回0.8%減)

【2日】
6月の米個人所得(予想前月比0.3%増、前回0.2%増)
6月の米個人消費支出(予想前月比0.3%増、前回0.4%増)
6月の米コアPCEデフレーター(予想前年比1.6%上昇、前回1.6%上昇)

【3日】
7月の米ADP全国雇用者数(予想17.0万人増、前回17.2万人)
7月の米ISM非製造業景況指数(予想56.0、前回56.5)

【4日】
7月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比14.1%減)
最新週の新規失業保険申請件数(予想26.5万件、前回26.6万件)
6月の米製造業受注指数(予想前月比1.9%減、前回1.0%減)

【5日】
7月の米失業率(予想4.8%、前回4.9%)
7月の米非農業部門雇用者数(予想18.0万人増、前回28.7万人)
7月の米平均時給(予想前月比0.2%増、前回0.1%増)
6月の米貿易収支(予想421.0億ドルの赤字、前回411.0億ドルの赤字)
6月の米消費者信用残高(予想155.00億ドル増、前回185.58億ドル増)

その他では
【2日】
豪中銀政策金利発表

欧州では
【2日】
7月のスイス製造業PMI(予想51.9、前回51.6)
7月の英建設業PMI(予想43.3、前回46.0)
6月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比3.4%低下、前回3.9%低下)

【3日】
6月のユーロ圏小売売上高(予想前月比横ばい、前回0.4%増)

【4日】
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
英中銀四半期インフレレポート

【5日】
6月の独製造業受注(予想前月比0.5%増、前回横ばい)

日本では
【3日】
日銀金融政策決定会合議事要旨6・15〜15日開催分