日本国債の格付け維持=ムーディーズ

格付け大手のムーディーズ・インベスターズ・サービスは30日、
日本国債の格付けを現在の「A1」に据え置くと発表した。

格付け見通しも「安定的」を維持した。

格付けの「A1」は最上位から5番目となる。

据え置きの理由としては、安倍政権が目指すデフレ脱却や
財政再建に向けた取り組みに関し「当初の想定よりも進捗は
遅いが、政府が目指す方向に進んでいる」と説明した。

また日銀の大規模金融緩和で長期金利が低位安定していることから、
「政府の非常に低い利払い費が(財政悪化)リスクを和らげている」
と指摘した。