円、対ドルで100円台前半に上昇

22日の外国為替市場では、円が上昇しました。

日銀が量的緩和から長期金利を0%にする
新しい金融緩和を行ったものの、その実効性に
対する懐疑的な見方から円が買われる動きとなりました。

その後、米FOMCでは利上げが見送られたことで、
さらに円買いが強まり、対ドルでは100円台前半に
円が上昇しました。

円は対ユーロでは112円台前半、
対英ポンドでは130円台後半に上昇しています。

FOMCでは、年内の利上げについて前向きな発言が
出ましたが、市場は利上げ見送りに反応したようです。

日米の金利差を睨んで動きはなお継続することが
予想されますが、目先は円の上値、ドルの下値を
意識する向きが増える可能性が強まっています。