今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

日米英では、政策金利の発表があります。

いずれも現行の金融政策を変更するとの見方は
少ない状態です。

米国は12月のFOMCで利上げの可能性が予想されていますが、
日本は日銀が追加緩和を行う可能性は当面は少ないとの見方が
支配的となっています。

英国は、EU離脱後の混迷が一段落したことから、目先の
金融緩和については否定的な声が支配的となっています。

このほか、米国では失業率の発表があります。

失業率は4.9%に改善、非農業部門の
新規雇用者も16.9万人増が予想されています。

この数字が20万人を超える数字となれば、
12月利上げの手掛かりとなると考えています。

日本では
【10月31日】
9月の鉱工業生産速報(前回前月比1.3%上昇)

【11月1日】
日銀金融政策決定会合
日銀展望レポート

欧州では
【10月31日】
9月の英消費者信用残高(前回16億ポンド増)
7〜9月期のユーロ圏GDP速報(前回前年比1.6%増)
10月のユーロ圏消費者物価指数速報(前回前年比0.4%上昇)

【11月1日】
10月のスイス製造業PMI(前回53.2)
10月の英製造業PMI(前回55.4)

【2日】
10月の独失業率(前回6.1%)
10月の独失業者数 (前回0.1万人増)
10月の英建設業PMI(前回52.3)

【3日】
10月の英サービス業PMI(前回52.6)
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
英中銀E四半期インフレレポート
9月のユーロ圏失業率(前回10.1%)

【4日】
9月のユーロ圏生産者物価指数(前回前年比2.1%低下)

米国では
【10月31日】
9月の米個人所得(予想前月比0.4%増、前回0.2%増)
9月の米個人消費支出(予想前月比0.4%増、前回横ばい)
9月の米コアPCEデフレーター(予想前月比0.1%上昇、前回0.2%上昇)
10月の米シカゴ購買部協会景気指数(予想54.0、前回54.2)

【11月1日】
10月の米ISM製造業景況指数(予想51.7、前回51.5)
9月の米建設支出(予想前月比0.5%増、前回0.7%減)

【2日】
10月の米ADP全国雇用者数(予想15.8万人増、前回15.4万人増)
FOMC政策金利発表

【3日】
10月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比24.7%減)
最新週の米新規失業保険申請件数(前回25.8万件増)
7〜9月期の米非農業部門労働生産性速報(予想前期比年率1.6%上昇、前回0.6%低下)
7〜9月期の米単位労働コスト速報(予想前期比年率1.5%上昇、前回4.3%上昇)
10月の米ISM非製造業景況指数(予想56.0、前回57.1)
9月の米製造業受注指数(予想前月比0.4%上昇、前回0.2%上昇)

【4日】
10月の米失業率(予想4.9%、前回5.0%)
10月の米非農業部門雇用者数(予想16.9万人増、前回15.6万人増)
10月の米平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.2%増)
9月の米貿易収支(予想418.0億ドルの赤字、前回407.0億ドルの赤字)

その他では
【11月1日】
豪中銀政策金利発表