トランプ米大統領、豪首相への怒りを正当化

トランプ米大統領は2日、難民問題に関するやりとりがこじれ、
オーストラリアのターンブル首相との電話会談を怒りにまかせて
打ち切った問題について「(電話の)相手は手ごわい。われわれも
厳しい姿勢で臨まねばならない」と述べ、自身の行動を正当化しました。

ワシントン市内の朝食会で語った。

同大統領は、イスラム圏7カ国出身者の一時入国禁止令などが
批判されていることを念頭に「わが国は最も緩やかな入管制度を
有しているが、その寛容性を悪用する輩らがいる」と批判しています。

また、「世界の問題を解決する。米国は世界で出し抜かれてきたが、
そうしたことはもう起きない」とも明言しました。

オバマ前政権と豪政府は、豪州へ密航後、国外の施設に
収容された人々の一部を米国へ移住させる一時的措置で
合意していました。

トランプ氏は同盟国首脳のターンブル氏だけではなく、
隣国メキシコのペニャニエト大統領にも暴言を
吐いたとされ、米国内で波紋を呼んでいます。