麻生財務相、為替政策はG7やG20の合意に沿って適切に対応

麻生財務相は3日の閣議後会見で、為替政策に関し
「通貨の競争的切り下げを回避するとの主要7カ国(G7)や
20カ国・地域(G20)の合意に沿って、今後とも適切に
対応する」と語りました。

一方、金融政策は円安誘導を目的としたものではなく、
あくまで国内の目的を達成するものだと強調しました。

麻生財務相は、日米間の為替を巡る議論について
「これまでも前のジャック・ルー米財務長官とは
かなり頻繁に話していた」と明かした上で、為替を含め、
「貿易や経済で日米間の意思疎通を図っていくのは重要」
とも語りました。