今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しとなっています。

米国では米中首脳会談が行われていましたが、その最中に、
米軍がシリアに対してミサイル攻撃を行いました。

シリアが反体制勢力に化学兵器を使用したとの報道が流れる中で、
米国はその確証を得たとして、いち早く攻撃を行いました。

国際的な調査を行う間もなく、米国の独自判断で攻撃を行ったわけです。

トランプ大統領武力行使をためらわないことが明らかになりました。

一つ一つの経済指標の細かな分析も、武力行使の前に、
リスクの高まりで金融市場に大きな影響を与えるとの
読みが強まっています。

ただ、各国とも自国経済の回復がどのようなペースで
表れるのか、あるいは経済の低迷から抜けきれないのか、
慎重に見極めていきたいと思います。

それと同時に、何をするかわからない、トランプリスクも
強く意識する必要がありそうです。

日本では
【10日】
2月の国際収支経常収支(前回655億円の黒字
2月の国際収支貿易収支(前回8534億円の赤字)
3月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(前回48.6)
3月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(前回50.6)

【12日】
2月の機械受注(前回前月比3.2%減)

【14日】
2月の鉱工業生産確報(前回前月比2.0%上昇)

欧州では
【11日】
3月の英消費者物価指数(前回前年比2.3%上昇)
3月の英小売物価指数(前回前年比3.2%上昇)
3月の英生産者物価指数(前回前年比3.7%上昇)
2月のユーロ圏鉱工業生産(前回前月比0.9%上昇)
4月のユーロ圏ZEW景気期待指数(前回25.6)
4月の独ZEW景気期待指数(前回12.8)

【12日】
3月の英失業者数 -1.13万人 -- --
3月の英失業率 2.1% -- --

【13日】
3月の英RICS住宅価格(前回24%増)

米国では
【12日】
3月の米輸入物価指数(予想前月比0.3%低下、前回0.2%低下)

【13日】
3月の米生産者物価指数(予想前月比横ばい、前回0.3%増)
3月の米生産者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.3%上昇)
最新週の新規失業保険申請件数(前回23.4万件)
4月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報(前回96.9)

【14日】
3月の米消費者物価指数(予想前月比横ばい、前回0.1%上昇)
3月の米消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.2%低下)
3月の米小売売上高(予想前月比0.2%増、前回0.1%増)
3月の米小売売上高 除自動車(予想前月比0.2%増、前回0.2%増)
2月の米企業在庫(予想前月比0.3%増、前回0.3%増)

その他では
【12日】
カナダ中銀政策金利発表