シリア攻撃で、荒い動きに

7日の外国為替市場は、米軍がシリアにミサイル攻撃を
行ったとの報が流れると、ドルが下落する動きが見られました。

ドル円は、朝方は111円付近での取引されていましたが、
シリア攻撃の報道が流れると、110.10円付近までドルが急落しました。

リスク回避の円買いが持ち込まれた模様です。

円は対ユーロでも一時117.30円付近まで上昇、
対英ポンドでは137.30円付近に、対豪ドルでは
82.80円付近まで上昇しました。

その後は、円を売る動きも見られ、対ドルでは
110円台半ば前後に、対ユーロでは117円台後半に、
対英ポンドでは137円台後半に、対豪ドルでは
83円台前半に軟化しています。

市場では、米中首脳会談が行われている最中に、
米軍のシリア攻撃の報道が出たことで、米中首脳会談が
吹っ飛んだと指摘する声も出ています。

日本時間明日の米中首脳会談の内容を注目したいとの声が
出ていますが、トランプ大統領の実行力に対する懸念が
当面は継続するとの声が聴かれています。