円、対ドルで109円台に上昇

12日の外国為替市場では、円が対ドルで
一時109.35円まで上昇しました。

シリア情勢や北朝鮮情勢を巡る思惑から、
リスク回避の円買いが強まり、円の上昇が
顕著になりました。

日本時間夕刻では109円台後半で推移しています。

円は対ユーロでも一時115.95円付近まで上昇、
その後は116円台前半で小動きとなっています。

英ポンド円は一時136円台半ばまで円が上昇、
その後は137円台前半で推移しています。

ドル円は一時81.90円付近まで円が上昇、
その後は82円台前半で推移しています。

市場では、特に北朝鮮情勢では、米国が
韓国周辺に空母部隊を派遣していること、
米中首脳が電話会談を急遽行ったこと、
米国と日本が有事体制について話し合いを
持ったなどの情報が流れるなど、リスクの
高まりを指摘する声が上がっており、
米国の動向、それに対する北朝鮮の動きを
見極めて糸の声が上がっています。

万が一、軍事衝突になった場合には、日本も
関係国になることで、リスク回避の円買いを
続けることが出来るのか否か、見極めきれなくなる
とする声も出ており、朝鮮半島情勢に対する
注目度が一段と高まっています。