今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

フランスでは大統領選挙の第1回投票があり、
パリでは警察官を狙ったテロが起きるなど、
欧州情勢の不透明感が広がっています。

欧州の経済情勢については不透明感が強く、
足元の経済指標に対する関心度合いが強まると思います。

この中、欧州中銀の政策金利を決定する会合が
開催されますが、基本は変更はないと思います。

ECB総裁など、ECB高官がどのような発言が
出てくるのか注目が集まると思います。

一方、北朝鮮情勢は引き続き、不安定な動きとなっています。

北朝鮮情勢次第では、経済指標の結果を見極めるような
悠長なことは言っていられません。

金融市場にとって、大きな懸念材料が
まだ控えていることになります。

今週も、欧州情勢、北朝鮮情勢などを意識する動きが
金融市場では継続すると見込まれます。

欧州では
【24日】
4月の独Ifo景況感指数(前回112.3)
2016年のユーロ圏政府債務(前回対GDP比90.4%)

【25日】
4月の仏企業景況感(前回104)
3月の英財政収支(前回11億ポンドの赤字)

【26日】
4月の仏消費者信頼感指数(前回100)

【27日】
3月のスイス貿易収支(前回31.1億スイスフランの黒字)
スウェーデン中銀政策金利発表
4月のユーロ圏経済信頼感(前回107.9)
4月のユーロ圏4月消費者信頼感確報(前回マイナス3.6)
欧州中銀金融政策発表
4月の独消費者物価指数速報(前回前年比1.6%上昇)

【28日】
4月の英GfK消費者信頼感(前回マイナス6)
1〜3月期の仏GDP速報(前回前年比1.1%増)
4月の仏消費者物価指数(前回前年比1.1%上昇)
1〜3月期の英GDP速報(前回前年比1.9%増)
4月のユーロ圏消費者物価指数速報(前回前年比1.5%上昇)

米国では
【25日】
2月の米住宅価格指数(前回前月比横ばい)
2月の米S&P/ケースシラー住宅価格指数(前回前年比5.73%上昇)
3月の米新築住宅販売件数(予想年率換算59.0万件、前回59.2万件)
4月の米消費者信頼感指数(予想124.0、前回125.6)
4月の米リッチモンド連銀製造業指数(予想16、前回22)

【27日】
3月の米耐久財受注(予想前月比1.1%増、前回1.8%増)
3月の米耐久財受注除輸送用機器(予想前月比0.4%増、前回0.5%増)
最新週の新規失業保険申請件数(前回24.4万件)
3月の米卸売在庫(前回前月比0.4%増)
3月の米中古住宅販売保留件数指数(前回前月比5.5%上昇)

【28日】
1〜3月期の米GDP速報(予想前期比年率1.5%増、前回2.1%増)
1〜3月期の米雇用コスト指数(予想前期比0.5%上昇、前回0.5%上昇)
1〜3月期の米個人消費速報(前回前期比年率3.5%増)
1〜3月期の米GDPデフレーター速報(前回前期比年率2.1%上昇)
1〜3月期の米コアPCEデフレーター速報(前回前期比年率1.3%上昇)
4月の米シカゴ購買部協会景気指数(予想57.0、前回57.7)
4月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報(前回98.0)

日本では
【27日】
日銀金融政策決定会合
日銀展望レポート

【28日】
3月の全国消費者物価指数(前回前年比0.3%上昇)
3月の全国消費者物価指数生鮮食品除く(前回前年比0.2%上昇)
4月の東京都区部消費者物価指数生鮮食品除く(前回前年比0.4%低下)
3月の失業率(前回2.8%)
3月の有効求人倍率(前回1.43倍)
3月の鉱工業生産速報(前回前月比3.2%上昇)

その他では
【26日】
トルコ中銀政策金利発表