ドル、110円台前半に下落

18日の外国為替市場では、ドル円相場はドルが下落、
対円で110円台前半に下落しています。

朝方は、ややドルが買い戻される動きが見られ、
ドルは111円台前半に上昇する動きが見られました。

その後は、再び円買いが強まり、110円台半ばに
上昇しましたが、同水準でドルが下げ止まる動きも
見られました。

しかし、日本時間夕刻に再び、円買い・ドル売りが強まり、
ドル円は110.30円台に円が上昇しました。

この日は、ロシアの米大統領選関与疑惑を巡り
トランプ大統領に対する弾劾裁判の可能性が
持ち上がったことなどを受けて、ドルが
主要通貨に対し売られたNY市場の流れを継いで
ドル売りが優勢となりました。

また、比較的安全な資産とされる円に投資資金が流入し、
対ドルだけではなく、対欧州通貨でも円買いが強まり、
円は全面高となりました。

市場では、トランプ大統領の疑惑が当初の受け止め方から
より強いものになったことで、ドル売り・円買いに弾みが
ついていると指摘する声が強まっています。

ドル円は110.35円付近、ユーロ円は122.80円前後、
英ポンド円は143.85円前後、豪ドル円は82.10円前後で
円が堅調な動きを見せています。