今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

欧州では8日に欧州中銀の理事会が開催され、政策金利が
決定されますが、今回の理事会でも金融政策の変更hないと
考えています。

ただ、理事会後のECB高官の発言を注視したいと思います。

緩和策について、どのような判断をしているのか、将来の
金融政策に含みのある発言が出るのか否か、関心が集まっています。

市場の関心は依然として、地政学的リスクに集まっていますが、
米国の利上げ確度が一段と強まっていることもあり、リスク回避の
動きと、金利差の動きが市場にとっては大きな材料になるものと
思われます。

欧州では
【5日】
5月の英サービス業PMI(予想55.0、前回55.8）

【6日】
4月のユーロ圏小売売上高(予想前月比0.2％増、前回0.3％増)

【7日】
4月の独製造業受注(予想前月比0.3％減、前回1.0％増)

【8日】
5月のスイス失業率(予想3.1％、3.3％）
4月の独鉱工業生産(予想前月比0.5％上昇、前回0.4％低下)
5月のスイス消費者物価指数(予想前年比0.4％上昇、前回0.4％上昇)
欧州中銀金融政策発表

【9日】
4月の独経常収支(予想270億ユーロの黒字、前回302億ユーロの黒字）
4月の独貿易収支(予想230億ユーロの黒字、前回253億ユーロの黒字）
4月の英鉱工業生産(予想前月比0.7％上昇、前回0.5％低下)
4月の英製造業生産(予想前月比0.8％上昇、前回0.6％低下)
4月の英貿易収支(予想120.00億ポンドの赤字、前回134.41億ポンドの赤字）

米国では
【5日】
1〜3月期の米非農業部門労働生産性確報(予想前期比年率0.2％低下、前回0.6％低下)
1〜3月期の米単位労働コスト確報(予想前期比年率2.5％上昇、前回3.0％上昇)
5月の米ISM非製造業景況指数(予想57.0、前回57.5）
4月の米製造業受注指数(予想前月比0.2％低下、前回0.5％上昇)

【7日】
4月の米消費者信用残高(予想150.00億ドル増、前回164.31億ドル増）

【8日】
最新週の新規失業保険申請件数(前回24.8万件）

【9日】
4月の米卸売売上高(前回前月比横ばい)

日本では
【8日】
1〜3月期のGDP2次速報(予想前期比年率2.4％増、前回2.2％増)
1〜3月期のGDPデフレーター2次速報(予想前年比0.2％低下、前回0.8％低下)
4月の国際収支経常収支(予想1兆6883億円の黒字、前回2兆9077億円の黒字）
4月の国際収支貿易収支(予想4940億円の黒字、前回8655億円の黒字）
5月の景気ウォッチャー調査現状判断DI(予想48.5、前回48.1）
5月の景気ウォッチャー調査先行き判断DI(予想49.3、前回48.8）

【9日】
4月の第3次産業活動指数(予想前月比0.5％上昇、前回0.2％低下)

その他では
【6日】
豪中銀政策金利発表