今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。

米国では、週末に雇用統計が発表されます。

市場の事前予想では、失業率は4.3%と前回の
4.4%から改善する見込みとなっていますが、
非農業部門の新規雇用者は18.3万人増と
前回の22.2万人増から減少する見込みと
なっています。

FRBが経済指標に全面的な自信を持っていないことが、
今回の雇用統計でも明らかになるのかもしれません。

物価面での不透明感も根強い状態で、年内の
利上げについて慎重な姿勢を示していることが、
今週発表される一連の経済指標で分かるかも知れません。

この中、今週は3日に英中銀が政策金利を発表します。

これまでは、政策金利は引き締め気味のスタンスを
とる可能性が強かったのですが、米国やユーロ圏とともに
引き締め姿勢をとる可能性は難しくなっているのかもしれません。

英中銀の姿勢を確認したいと思います。

日本では
【31日】
6月鉱工業生産速報(予想前月比1.5%上昇、前回3.6%低下)-

欧州では
【31日】
6月の英消費者信用残高(前回17億ポン塑像)
6月のユーロ圏失業率(予想9.2%、前回9.3%)
7月のユーロ圏消費者物価指数速報(予想前年比1.2%上昇、前回1.3%上昇)

【8月1日】
7月の独失業率(予想5.7%、前回5.7%)
7月の独失業者数(予想0.5万人減、前回0.7万人増)
7月の英製造業PMI(予想54.7、前回54.3)
4〜6月期のユーロ圏GDP速報(予想前年比2.1%増、前回1.9%増)

【2日】
7月のスイス製造業PMI(前回60.1)
7月の英建設業PMI(前回54.8)
6月のユーロ圏生産者物価指数(予想前年比2.3%上昇、前回3.3%上昇)

【3日】
7月の英サービス業PMI(予想53.7、前回53.4)
6月のユーロ圏小売売上高(予想前月比0.1%増、前回0.4%増)
英中銀政策金利発表
英中銀議事録
英中銀四半期インフレレポート

【4日】
6月の独製造業受注(予想前月比0.6%増、前回1.0%増)

米国では
【31日】
7月の米シカゴ購買部協会景気指数(予想59.0、前回65.7)
6月の米中古住宅販売保留件数指数(予想前月比1.0%上昇、前回0.8%低下)

【8月1日】
6月の米個人所得(予想前月比0.4%増、前回0.4%増)
6月の米個人消費支出(予想前月比0.1%増、前回0.1%増)
6月の米コアPCEデフレーター(予想前年比1.4%上昇、前回1.4%上昇)
7月の米ISM製造業景況指数(予想56.2、前回57.8)
6月の米建設支出(予想前月比0.5%増、前回横ばい)

【2日】
7月の米ADP全国雇用者数(予想19.5万人増、前回15.8万人増)

【3日】
7月の米チャレンジャー人員削減予定数(前回前年比19.3%減)
最新週の新規失業保険申請件数(前回24.4万件)
6月の米製造業受注指数(予想前月比1.9%上昇、前回0.8%低下)

【4日】
7月の米失業率(予想4.3%、前回4.4%)
7月の米非農業部門雇用者数(予想18.3万人増、前回22.2万人増)
7月の米平均時給(予想前月比0.3%増、前回0.2%増)
6月の米貿易収支(予想455.0億ドルの赤字、前回465.0億ドルの赤字)

その他では
【8月1日】
豪中銀政策金利発表