リスク回避の円買い強まる

11日の外国為替市場では、ドル円相場は
109円台前半で円が堅調な動きを見せています。

北朝鮮と米国の対立が強まっていることを背景に、
リスク回避の円買いが優勢となっています。

また、発表された卸売物価指数が前月比0.1%低下と
なったことも、年内の米国の利上げが遠退いたとの
見方につながり、ドルを下押ししました。

円は、リスク回避の動きからその他通貨でも
堅調な動きを見せています。

ドル円は109.15円前後、ユーロ円は128.40円前後、
英ポンド円は141.60円前後、豪ドル円は85.80円前後で
推移しています。

市場では、有言実行の北朝鮮に対し、何もしない米国の
構図に変化があるのか否か、注目したいとする声が
強まっています。