ドルは109円台後半に上昇

23日の外国為替市場では、ドル円相場は
109円台後半で推移しています。

前日は米政権の不透明感や北朝鮮情勢などを背景に、
ドルは対円で108円台に下落する動きが見られましたが、
ワイオミング州ジャクソンホールでの
経済シンポジウムでの各国中銀関係者の発言を
見極めたいとの声が多く、持ち高調整のドル買いが
強まっています。

また、前日発表された独経済指標が低調だったことなどを
背景にユーロが軟調な動きとなったことから、対ドルでの
円の下落も限定的でした。

市場では、ジャクソンホールでの経済シンポジウムの内容や、
北朝鮮情勢、あるいは欧州で強まっているテロ懸念などが
足元の大きな材料とみています。