ドル円、113円台後半で小動き

25日の外国為替市場では、ドル円相場は
113円台後半で小動きとなっています。

早朝は、日本の総選挙で与党が大勝したことを受けて、
アベノミクスの金融緩和が強化されるのではないか
との思惑や米国の株価が最高値を更新していることもあって、
ドルが堅調だった流れを受けて114円付近にドルは上昇しました。

その後は利食いのドル売りも出て、113円台後半で
小動きとなっています。

ドル円は113.0円前後で、ユーロ円は133.85円前後で、
英ポンド円は149.40円前後で、豪ドル円は87.95円前後で
推移しています。

市場では、米国株価の上昇をきっかけに、日本株
堅調な動きとなっていることで、株価睨みの
ドル買い・円売りが継続しているとの声が聞かれています。

また、懸念されていた北朝鮮情勢も、落ち着きを
見せていることも、ドルの支援材料になっています。

ただ、北朝鮮が長時間沈黙を守っていることで、
次の北朝鮮の打つ手を注目する声も聞かれ、
弾道ミサイルが発射されれば、乱高下する可能性を
指摘する声も出ています。

この中、日本の総選挙の結果は、
アベノミクスの継続=金融緩和継続、
ドル買い・円売りという形で
評価されているようです。