カナダ中銀、金利据え置き

カナダ銀行中央銀行)は6日、政策金利
1.00%に据え置きました。

中銀は慎重な姿勢を維持すると改めて
表明しながらも、労働市場の需給の緩みが
縮小し、インフレ圧力の兆しが出るなか、
将来的に利上げが必要になる可能性がある
との見方も示しました。

中銀は「非常に力強い」雇用の伸び、賃金の回復、
堅調な消費支出などに言及し、政策金利は現行水準に
据え置いたものの、「将来的に利上げが必要になる
可能性がある」とし、7月と9月に続く利上げが
実施される可能性を示唆しました。

ただ「中銀は引き続き慎重であり続ける」とも表明し、
経済の金利に対する敏感性や賃金の伸びやインフレの
動向を検証するために入手できる指標を注視する
との姿勢を示しています。