米FRB公定歩合議事要旨、12月会合で3連銀が引き上げに反対

米連邦準備理事会(FRB)が9日発表した公定歩合会合の
議事要旨で、12月の会合で12地区連銀のうち3連銀が
公定歩合引き上げに反対していたことが分かりました。

反対したのは、シカゴ、ミネアポリスセントルイス
3連銀で、低調なインフレ指標を踏まえ、引き上げに
反対を表明しています。

要旨によると、これら3連銀は「緩やかなペースでの
経済成長が継続し、労働市場に一段の弾みがつき、
インフレ率が中期的に緩やかなペースで目標の2%に
回帰するとの見通しが今後入手される指標によって
裏付けられるかを見極めることが適切」として、
反対を主張しました。