2018-01-16 黒田日銀総裁、物価上昇へ緩和継続 日銀は15日、冬の支店長会議を開きました。黒田総裁はあいさつで、景気は今後も緩やかな拡大を続け、 物価は「2%に向けて上昇率を高めていく」と指摘し、 物価目標の実現に向けて、大規模な金融緩和策を 継続していく考えを強調しました。同総裁は、景気の現状について「所得から支出への 前向きの循環メカニズムが働く下で、緩やかに 拡大している」と分析し、1%程度となっている 消費者物価の上昇率は、マクロ的な需給ギャップ改善や 中長期的な予想物価上昇率の高まりなどを背景に 拡大すると予想しました。