米連銀景況報告、米景気は拡大続く

米連邦準備制度理事会FRB)が17日発表した12地区の
連銀景況報告(ベージュブック)によると、昨年11月末から
年末までの米景気は、概ね「緩やかから緩慢」な拡大が
続きました。

大型減税により、先行き楽観論が広がっていることが示されました。

雇用は、総じて緩慢なペースでの伸びが継続し、賃金は大半の地区で
小幅な上昇となり、企業が今後伸びを見込んでいるとの見方も
示されました。

物価は、大半の地区で緩やかから緩慢な伸びにとどまり、
サンフランシスコ地区では幾分減速しています。

昨年末に成立したトランプ政権の減税をめぐり、
ダラス、シカゴ連銀は「多くの企業が事業活動の
追い風になると楽観している」と評価しました。