英中銀、政策金利据え置きを決めるも、金利巡り意見割れる

イングランド銀行(英中央銀行)は22日、政策金利
0.50%に据え置くことを決定しました。

委員7人が据え置きに賛成したものの、
2人が0.75%への利上げを支持しました。

これを受け、市場では5月利上げ観測が強まっています。

中銀は、予想通りに国債の買い入れ枠を現行の
4350億ポンドに維持することも決めました。

利上げを支持したのは、マイケル・ソーンダース委員と
イアン・マカファーティー委員で、非常時を上回る水準に
金利を引き上げる時期との考えを示しました。

中銀は2月時点で2.7%のインフレ率を、目標の2%に戻すため、
「現在進行中の引き締め」が必要になる公算が大きいとの
見解を示しています。