3月会合の議事要旨、「緩和継続、丁寧に説明を」

日銀は7日、3月8、9日に開いた金融政策決定会合
議事要旨を公表しました。

それによると、委員の大半は「強力な金融緩和を
粘り強く進めていくことが適切」との認識で一致し、
何人かは「市場に誤解が生じないよう(政策方針を)
丁寧に説明していくことが重要」と指摘しました。

何人かの委員は「(日銀の)金融政策の方向性をめぐり、
関心が高まっている」ことも影響したと分析し、
その上で、現状では大規模緩和を終わらせる「出口」を
検討する局面に至っていないことを説明していくよう求めました。