ドル円は108円台後半で小動き

8日の外国為替市場では、ドル円相場は
108円台後半で小動きとなっています、

米国での利上げ継続間やインフレ指数が
上昇していることなどを背景に、ドルは
底堅い動きとなっています。

特に、欧州では発表された経済指標が
低調なものとなったことから、ユーロを始め、
欧州通貨が軟調な動きを見せています。

ただ、ドル円は大型連休中には一時110円台に
下落する動きが見られましたが、同水準で
とどまる動きにはならず、ドルは対円で
じりじりと軟化する動きを見せていました。

市場では、金利差ではドルが優位となっているものの、
110円を超えてさらにドルを買う材料が見極めきれず、
ドル円は110円をドルの上値に、一進一退推移が
続くのではないかとの見方が強まっています。

ドル円は108.90円前後で、ユーロ円は130.00円前後で、
英ポンド円は147.85円前後で、豪ドル円は81.95円前後で
推移しています。