今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が
目白押しです。

引き続き、米中の貿易問題が
国際金融市場では大きな材料に
なると思います。

米国、中国のどちらこのチキンレースから
降りのか、あるいはギリギリまで
チキンレースを継続するのか、その言葉の
応酬で市場が揺れる可能性があると思います。

この中、今週発表される経済指標は
引き続き各国の足元の経済動向を
示すものと考えています。

今週の経済指標で、金融市場が揺れることは
少ないと思いますが、予想外の数字で
反応する可能性が強いことで、それなりに
注意することが必要だと思います。

日本では
【16日】
5月のユーロ圏貿易収支(前回167億ユーロの黒字）

【19日】
6月の貿易統計通関ベース(予想5312億円の黒字、前回5805億円の赤字）

【20日】
6月の全国消費者物価指数(予想前年比0.8％上昇、前回0.7％上昇)
6月の全国消費者物価指数生鮮食品除く(予想前年比0.8％上昇、前回0.7％上昇)
5月の全産業活動指数(予想前月比横ばい、前回1.0％上昇)

米国
【16日】
7月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想22.0、前回25.0）
6月の米小売売上高(予想前月比0.5％増、前回0.8％増)
6月の米小売売上高・除自動車(予想前月比0.4％増、前回0.9％増)
5月の米企業在庫(予想前月比0.4％増、前回0.3％増)

【17日】
6月の米鉱工業生産(予想前月比0.5％上昇、前回0.1％低下)
6月の米設備稼働率(予想78.2％、前回77.9％）
7月の米ＮＡＨＢ住宅市場指数(予想69、前回68）
5月の米対米証券投資短期債除く(前回939億ドル）

【18日】
6月の米住宅着工件数(予想年率換算132.0万件、前回135万件)
6月の米建設許可件数(予想年率換算133.0万件、前回130.1万件)
米地区連銀経済報告(ベージュブック）

【19日】
最新週の米新規失業保険申請件数(予想22.1万件、前回21.4万件）
7月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想22.0、前回19.9）
6月の米景気先行指標総合指数(予想前月比0.5％、前回0.2％)

欧州では
【17日】
6月の英失業率(前回2.5％）
6月の英失業保険申請件数(前回0.77万件減）

【18日】
6月の英消費者物価指数（予想前年比2.6％上昇、前回2.4％上昇）
6月の英小売物価指数(予想前年比3.5％上昇、前回3.3％上昇)
6月の英卸売物価指数コア（予想前年比2.1％上昇、前回2.1％上昇）
5月のユーロ圏建設支出(前回前年比1.8％増）
6月のユーロ圏消費者物価指数改定値(予想前年比2.0％上昇、前回2.0％上昇)

【19日】
6月の英小売売上高指数(予想前月比0.2％上昇、前回1.3％上昇)

【20日】
6月の独生産者物価指数(予想前月比0.3％上昇、前回0.5％上昇)
5月のユーロ圏経常収支(前回284億ユーロの黒字）

その他では
【17日】
豪中銀・金融政策会合議事要旨公表

【19日】
南ア中銀政策金利発表