米長期金利上昇でドルは底堅い動き

24日の外国為替市場では、ドル円相場は
111円台前半とドルが底堅い動きと
なりました。

トランプ米大統領FRBの利上げ姿勢を
批判したものの、FRBは既定路線通りに
利上げを続けるとの見方が支配的で、
長期金利が上昇する中で、ドルは
買い戻しが入る動きを見せています。

市場では、超緩和策解除のヒントは
出さないとした黒田日銀総裁の発言や
金利上昇の抑制を狙った買いオペを
睨んで、円を買う動きは鈍っていますが、
トランプ米大統領が指摘した
ドル高けん制発言を睨んで、ドルも
買いにくい動きが続いていると
指摘する声が出ています。

ドル円は11.30円前後で、ユーロ円は
130.10円前後で、英ポンド円は
145.75円前後で、豪ドル円
82.05円前後で推移しています。