今週の材料は？

今週も各国で経済指標の発表が
目白押しです。

米長期金利上昇をきっかけに世界の
株価同時株安を招き、金融市場に
不安が広がりました。

週末には、この動きはやや落ち着きを
見せましたが、トランプ米大統領が
FRBを非難するなど、株価の先行きには
不透明材料が出ています。

さらに、米中間選挙を控えて、
トランプ大統領が苦境に立つ可能性も
出ており、米中貿易摩擦以外の材料で
金融市場が動揺を示す可能性も
出ています。

まずは、足元の各国の経済指標を睨んで、
特に欧州の利上げテンポがどうなるのかを
見極める動きを強めるかと思います。

日本では
【15日】
8月の鉱工業生産確報値(前回前月比0.7％上昇)

【18日】
9月の貿易統計通関ベース(予想433億円の赤字、前回4384億円の赤字）

【19日】
9月の全国消費者物価指数(予想前年比1.3％上昇、前回1.3％上昇)
9月の全国消費者物価指数コア(予想前年比1.0％上昇、前回0.9％上昇)

欧州では
【15日】
9月のスイス生産者輸入価格(予想前月比0.1％上昇、前回横ばい)

【16日】
8月の独輸入物価指数(予想前月比0.1％上昇、前回0.2％低下)
9月の英失業率(前回2.6％）
9月の英失業保険申請件数(前回0.87万件増）
8月のユーロ圏貿易収支(前回176億ユーロの黒字）
10月の独ZEW景況感調査(予想マイナス12.0、前回マイナス10.6）
10月のユーロ圏ZEW景況感調査(前回マイナス7.2）

【17日】
9月の英消費者物価指数(予想前月比0.2％上昇、前回0.7％上昇)
9月の英小売物価指数(予想前月比0.1％上昇、前回0.9％上昇)
9月の英卸売物価指数コア(予想前年比2.3％上昇、前回2.1％上昇)
8月のユーロ圏建設支出(前回前月比0.3％増)
9月のユーロ圏消費者物価指数改定値(予想前年比2.1％上昇、前回2.1％上昇)

【18日】
9月の独卸売物価指数(前回前月比0.3％上昇)
9月の英小売売上高指数(予想前月比0.4％低下、前回0.3％上昇)

【19日】
8月のユーロ圏経常収支(前回213億ユーロの黒字）

米国では
【15日】
9月の米月次財政収支(予想800億ドルの黒字、前回2141億ドルの赤字）
10月の米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想19.0、前回19.0）
9月の米小売売上高(予想前月比0.6％増、前回0.1％増)
9月の米小売売上高除自動車(予想前月比0.4％増、前回0.3％増)
8月の米企業在庫(予想前月比0.5％増、前回0.6％増)

【16日】
9月の米鉱工業生産(予想前月比0.2％上昇、前回0.4％上昇)
9月の米設備稼働率(予想78.2％、前回78.1％）
10月の米NAHB住宅市場指数(予想67、前回67）
8月の対米証券投資(前回748億ドル）

【17日】
9月住宅着工件数(予想年率換算121.0万件、前回128.2万件)
9月の米建設許可件数(予想年率換算127.5万件、前回124.9万件)
米連邦公開市場委員会(FOMC）議事要旨

【18日】
最新週の新規失業保険申請件数(予想21.0万件、前回21.4万件）
10月の米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(予想20.0、前回 22.9）
9月の米景気先行指標総合指数(予想前月比0.5％上昇、前回0.4％上昇)

【19日】
9月の米中古住宅販売件数(予想年率換算529万件、前回534万件)