ドル円は107円台前半で推移

21日の外国為替市場では、ドル円相場は107円台前半で小動きとなっています。



前日のNY市場では、ドル安・円高が進み、一時1ドル=10721銭をつけました。



この水準は今年1月上旬以来、約5カ月半ぶりの円高水準となります。



米利下げ観測による米長期金利の低下傾向を背景に円買いドル売りが先行し、さらにイラン革命防衛隊による米国の無人偵察機の撃墜を受け、投資家がリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きも見られました。



ドル安の進行で、一部のヘッジファンドがドル買い持ちの損切を余儀なくされたとの見方も出ていることで、ドルが売られやすい動きを見せています。



ドル円107.30円前後で、ユーロ円は121.20円前後で、英ポンド円は136.35円前後で、豪ドル円74.30円前後で推移しています。