ドル、対円で一時106円台後半に下落
午後の東京外国為替市場では、ドル円相場は一時106.78円付近までドルが下落し。今年1月3日以来、5か月半ぶりの安値を付けました。
朝方は107円台前半でもみ合いが続きましたが、トランプ米大統領が日本との安全保障条約を破棄する可能性についての考えを側近に示していたとの報道が流れると、ドル売り・円買いが強まる動きを見せました。
ただ、トランプ大統領が条約破棄に向けて実際に措置を取ったわけではなく、政権当局者らもそのような動きはありそうもないと話している、とも伝えられており、市場では中国株安などを受けたリスク回避の動きがドル売り・円買いの要因になったとの見方も出ています。
ドル円は107円前後で、ユーロ円は121.90円前後で、英ポンド円は136.55円前後で、豪ドル円は74.50円前後で推移しています。