ギリシャは2年以内に新たな債務再編が必要=S&P

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、
ギリシャは2年以内に新たな債務再編を行う可能性が高く、
再編規模はより大きくなる、との見方を示した。

S&Pのグローバルソブリン格付け部門代表、デビッド・ビアース氏は、
CNBCテレビ番組で「格付け見通しはネガティブで、格下げされることは
ほぼ確実だ。実質的な債務再編は現時点で議論されている」と語った。

さらに「短期的な債務再編を行うことでこの問題が解決することは
おそらくないとの見解をわれわれは示してきた。今後さらに大規模な
債務再編があるだろう」と指摘した。

新たな債務再編の時期はいつになるか、との質問に対しては
「ある程度、これはギリシャの政治状況次第だ。ただ、
今後数年以内に2度目の債務再編が検討されたとしても
驚きではない」と述べた。