ギリシャ国債の50%カット決定、「大きな前進」=安住財務相

安住淳財務相は27日午後の参議院財政金融委員会で、
欧州がギリシャ国債の50%減免で合意したことについて
「大きな前進だ」と評価した。
中山恭子委員(たちあがれ日本)の質問に答えた。

安住財務相はさらに「これから資本注入などが
始まるので、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)債の
活用は非常に重要なものとなってくる」との認識を示した上で、
EFSF債の購入に関して「欧州自ら頑張って
いろんなスキームを作って動き出す。
そういうものを見ながら、欧州の安定化は
わが国の国益に資するという観点に立って、
必要な措置は適時とっていきたい」と語った。