ギリシャのユーロ離脱、損失は計り知れず=ドイツ銀CEO

ドイツ銀行のアッカーマン最高経営責任者(CEO)は21日、
ギリシャがユーロ圏を離脱した場合の損失は計り知れず、
また同国が債務の返済を履行する見込みも低下するとの見方を示した。

パッサウ(ドイツ)で開催されたイベントで述べた。

アッカーマンCEOはまた、最後の貸し手として
欧州中央銀行(ECB)が危機対策を強化する案に
反対するとともに、ユーロ共同債構想についても
支持しない考えを示した。

その上で「われわれは域内国に
圧力を高める必要がある」と述べた。

ただユーロ圏新発債に対し一定の損失保証を
付与することで、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)を
レバレッジ化する案については、支持する考えを示した。