ドイツ経済は今後困難な状況に、債務危機が成長圧迫=連銀

ドイツ連銀は月報で、国内経済は今後数カ月の間に
困難な経済状況に突入するとし、ユーロ圏周辺国の
債務危機が域内全体に影響するリスクが
来年の成長率を圧迫する可能性に言及した。

連銀は、債務危機の諸国に財政再建を訴え、
欧州中央銀行(ECB)に支援を求めるよりも
国内の改革が正しい政策と指摘した。

来年のドイツ成長率は0.5〜1%が
現実的との見方を示した。

ドイツ政府は来年の成長率を1%と見通している。

危機対応でECBの役割を拡大することには懸念を示し、
物価安定の目標にリスクとなるとの見解を示した。