韓国国会が米国とのFTA批准承認、最大野党は大半が棄権
韓国国会は22日、米国との自由貿易協定(FTA)批准を承認した。
採決は非公開で行われ、与党ハンナラ党が批准に賛成した。
国会では一時、議員同士がもみ合いになったり、
反対派の議員の1人が催涙ガスを発射するなど、
騒然とする場面もあった。
最終的には、最大野党・民主党の大半が
棄権したため、圧倒的多数での可決となった。
エコノミストの一部試算によると、現在は年670億ドルの
両国間の通商規模は、FTAを受けて、
最大25%ほど拡大する可能性がある。
承認後、大韓商工会議所(KCCI)は「FTAが発効した際には、
米国との間に、経済道路ができることになる」とする声明を発表した。