ベルギーの長期ソブリン格付けを引き下げ=S&P

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は25日、
ベルギーの長期ソブリン格付けを「AAプラス」から「AA」に引き下げた。

欧州債務危機の深刻化を背景に、同国の資金調達や
市場の圧力をめぐる懸念が高まっているとしている。

S&Pは声明で「ベルギーの公的債務はすでに高水準に達していると
われわれは判断しており、国内及び多くの主要貿易相手国の
民間セクターにおける急速なデレバレッジ(債務圧縮)により、
債務拡大を阻止する政府の能力は制限されている」と指摘した。