中国、2012年に預金準備率を一段と引き下げる可能性

中国人民銀行中央銀行)元副総裁の呉暁霊氏は、
外貨購入の伸びが鈍化すれば、人民銀行は2012年に
預金準備率を一段と引き下げる可能性がある、との認識を示した。

同氏は、預金準備率のさらなる引き下げは
金融政策スタンスの変更を意味しない、と述べた。

多くのアナリストは、中国の外貨購入水準を海外からの
資本流入の動きを探る上での目安として注目している。

ここ数カ月の外貨購入の減少は、一部の投機マネーが
中国から引き揚げていることを示しているとみられている。