2011-12-26 中国、2012年に預金準備率を一段と引き下げる可能性 中国人民銀行(中央銀行)元副総裁の呉暁霊氏は、 外貨購入の伸びが鈍化すれば、人民銀行は2012年に 預金準備率を一段と引き下げる可能性がある、との認識を示した。同氏は、預金準備率のさらなる引き下げは 金融政策スタンスの変更を意味しない、と述べた。多くのアナリストは、中国の外貨購入水準を海外からの 資本流入の動きを探る上での目安として注目している。ここ数カ月の外貨購入の減少は、一部の投機マネーが 中国から引き揚げていることを示しているとみられている。