2011-12-26から1日間の記事一覧

外為特会の積立金を3年ぶりに積み増し=政府の2012年度予算案

政府が24日に閣議決定した2012年度予算案で、 外国為替資金特別会計(外為特会)で保有する外国債券から 発生した利子収入などの運用益である剰余金を全額一般会計に 繰り入れず、3年ぶりに特会内に留保して「積立金」に 充てることが26日、わかった。歴史的…

北朝鮮問題、情報を共有して対応することで一致=日中首脳会談

野田佳彦首相と中国の胡錦濤国家主席は26日の首脳会談で、 北朝鮮問題に関連して、日中間で緊密に情報を共有し、 適切に対応していくことで一致した。 外務省幹部が明らかにした。北朝鮮問題では、野田首相が「金正日総書記の死去が 朝鮮半島の平和と安定に…

世界経済は危険な状態、欧州一つにまとまるべき=IMF専務理事

国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は、 25日付の仏ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙との インタビューで、世界経済は危険な状態にあり、 欧州は債務危機対策で一つにまとまるべきだとの認識を示した。専務理事は先週ナイジェリアで講演し、IMFの来年の…

中国、2012年に預金準備率を一段と引き下げる可能性

中国人民銀行(中央銀行)元副総裁の呉暁霊氏は、 外貨購入の伸びが鈍化すれば、人民銀行は2012年に 預金準備率を一段と引き下げる可能性がある、との認識を示した。同氏は、預金準備率のさらなる引き下げは 金融政策スタンスの変更を意味しない、と述べた。…

金融機関は格付け会社への依存減らすべき=中国人民銀行総裁

中国人民銀行(中央銀行)の周小川・総裁は25日、 金融機関は格付け会社への依存を引き下げ、 投資の際に独自の判断や分析を用いるべき、 との考えを示した。周小川・総裁は、格付け機関は過去に世界的な金融危機の 可能性を指摘できなかっただけでなく、市…

日中首相が円/人民元の直接取引拡大で合意、中国国債購入も

北京を訪問中の野田佳彦首相は25日、中国の温家宝首相と会談し、 外国為替市場で円と人民元の直接取引を拡大させるなど、 金融市場での協力関係を強化することで合意した。日本政府が中国国債の購入を開始する方針も表明し、 包括的な関係の構築を進める方針…

イタリア追加利下げも、政策決定で景気サイクル注視=中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア中銀総裁は24日、 イタリア紙ソレ24オレとのインタビューで、金融政策の決定で中銀は 景気サイクルを注視していくとの考えを示し、ユーロ圏の景気が一段と 悪化した場合の追加利下げの可能性を示唆した…

露下院選のやり直し求め大規模デモ、プーチン氏に一段の圧力

モスクワ中心部で24日、下院選のやり直しを求める 大規模な抗議集会が開かれ、来年3月に大統領への復帰が 確実視されているプーチン首相に対する批判の声が上がった。警察当局の発表によると、今回の集会には 少なくとも2万8000人が参加した。一方、主催者側…